ローンが終わらない!? そうならないための予防法
こんにちは、ハウジング山一です。
住宅関連の広告でよく見かける「家賃並みで家が買える」という言葉。マイホームを検討されている方には、とても魅力的に聞こえるかもしれません。
しかし、この言葉をそのまま受け取って家を購入してもよいかというと、決してそうではありません。なぜなら、賃貸住宅と持ち家では、必要な費用の種類や負担が大きく異なるからです。
今回は、このようなことを踏まえて、住宅を購入する際の資金計画についてお話ししたいと思います。
●持ち家になった場合の負担

1.固定資産税の負担
賃貸住宅にお住まいの場合、固定資産税を支払う必要はありませんが、持ち家を購入すると、所有している限り毎年支払い続けることになります。
2.保険の負担
賃貸住宅では、ご自身の家財道具に対する保険だけ加入すれば十分ですが、持ち家では、建物自体に火災保険をかける必要があります。また、任意にはなりますが、地震保険の加入も考えなければなりません。
3.修繕費の負担
賃貸住宅なら建物が老朽化しても修繕費用を負担する必要はありません。しかし、持ち家の場合、修繕費用はすべて自己負担となります。さらに、適切な修繕を怠ると、家の寿命が短くなるだけでなく、住み心地も悪化してしまいます。
4.光熱費の増加
比較的コンパクトな広さが多い賃貸住宅にお住まいの場合、家族の人数も少ないことが多いため、光熱費(電気・ガス代)はあまり高くなりません。一方、持ち家では、住まいの面積が広くなり、家族が増えたり子どもが成長したりすると、光熱費の負担も増していくことが予想されます。
こうした費用を考慮せずに、安易に「家賃並みの支払いで家を持てる」と判断するのは、とても危険なのです。
●維持管理(ランニング)コストを考えた資金計画が重要

持ち家を検討する際は、こうした維持管理費用をどのように準備していくのか、しっかりと考えたうえで毎月の返済計画を立てることが大切です。
また、忘れてはならないのが「家電製品の買い替え費用」です。
家電製品は、支出が増えるタイミングで何種類かが同時に故障する、なんてこともしばしば。
賃貸住宅・持ち家に関係なく、いずれ必要になる費用なので、先にお話しした「負担」には含めていませんでしたが、当然ながら準備が必要です。
●準備を怠るとどうなる?

そのため、「家賃並みで買える」という言葉に飛びついて家を購入した方の多くは、こうした維持費用の捻出に苦労されているのではないでしょうか。
例えば「家電は10年前後が寿命だ」などとよく言われますが、そのタイミングは、お子様の教育費(塾や進学費用)が増える時期と重なることが少なくありません。
結果として、貯金が徐々に減り、そんな中で家電の買い替えが必要になれば、数十万円単位の出費が発生します。
【具体的な買い替え費用の例】
・エコキュートの交換(処分費込み)… 約50万円
・トイレの便器交換(処分費込み)… 約15〜30万円
・エアコンの交換(1台あたり・処分費込み)…約10〜20万円
通帳の残高が一気に減る状況は、精神的にも大きな負担になりますよね。
●10〜15年後には修繕費用も発生

一般的な住宅では家を建ててから10〜15年後(ハウジング山一では30年耐久の素材を使用)に、以下のような修繕が必要になります。
・コーキングのひび割れ・劣化
・外壁塗装の劣化
これらの修繕にかかる費用は 約150万円 と言われています。
しかし、事前にしっかり積み立てをしていないと、「修繕を先送りする(家の劣化が進む)」 「住宅ローンに上乗せしてリフォームローンを組む」という選択を迫られることにも。
また、老後が近づくにつれて、キッチンや浴室などの老朽化・安全性を改善するためのリフォームが必要になるケースも増えてきます。このタイミングでリフォームローンを組むと、定年後も返済が続くことに…。
甘い言葉に惑わされないよう、「家賃並みで家が買える」という言葉に飛びつくことなく、維持費・修繕費・家電の買い替え費用を踏まえた資金計画を立てることが、安心して暮らし続けるために欠かせないと私たちは考えています。
ランニングコストを含めた資金計画のご相談にも対応していますので、お気軽にご相談ください!