家づくりの際に望まれていたこと

平屋を希望されていましたが、土地の予算内で理想の立地や広さが
確保できなければ、一部が2階建てになっても良いとお考えでした。
中庭も希望されており、トータルでシンプルなデザインを望まれていました。
南側にある総2階のお家の影響で日当たりがあまり良くない土地でしたが、
それを解消し、明るい住空間の中庭付き平屋のお家をご提案しました。
外観の特徴
無駄のないシンプルな外観

軒の出(屋根の軒先から突き出した部分のこと)をなくすなど、
余分な建築材料をできるだけカットし、シンプル イズ ベストの外観をご提案。
内観の特徴
明るく開放感のあるリビング

リビングには、中庭と高窓から自然な光が入るよう設計しました。
勾配天井と天然木の梁は、お子様の健やかな成長を包み込むイメージです。
カーテンレスのリビングにすることで、外や空へつながる広々とした空間になりました。
成長に合わせたお子様のスペース

当時4歳だった息子さんに子ども部屋が必要になる時期は約10年後なので
広いリビングに隣接する形で間仕切りできるプレイゾーンをつくりました。
リビングとは別の空間になるので、積み木遊びで大作ができた時には
そのまま崩さずに置いておくことや、好きなおもちゃを飾ったりができるので、
お子様が自然に「遊ぶ場所」として認識してくれます。
そのため、リビングはいつも落ち着いて過ごせるきれいな空間をキープ。
娘さんは9歳だったので、子ども部屋を欲しがる時期が近いため
最初から個室を用意。より創造力が育めるよう、あえて大人の考えで
作り込みすぎないような内装に仕上げました。
お子様の安心・安全を考えた中庭

洗濯物を干す際の負担を軽減するために、中庭とランドリーは隣同士にしました。
干した洗濯物や家族でのバーベキューなど、外からの人目は気になりません。
お子様がビニールプールで遊ぶ際も、中庭ならご両親は屋内で家事をしながら
見守ることができる“外遊びでも交通車両の危険ゼロ”の環境を整えました。
使いやすく大容量のファミリークローゼット
大容量のファミリークローゼットは、寝室・脱衣所・洗面室・中庭に面しており
寝る前やお出かけ前の身支度、入浴後の着替え、干した洗濯物の片付けなど
すべての動線がスムーズになるような設計です。
家族の気配が感じられる寝室兼書斎

寝室からは中庭を通じてリビングが見えます。
寝室には書斎デスクもあるため、仕事や読書をしながらでも
リビングに居る家族と程よい距離感でいられます。