コラム

すっきりと暮らせる家のご提案

こんにちは、ハウジング山一です。

家づくりを考える際、「すっきりとした暮らしを実現したい」「できるだけ生活感を抑えたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。特にリビングやダイニング、キッチンは家族が集まり、物も増えやすい場所です。
実は、こうした空間を美しく保つためには、間取りや収納の配置が大きなカギを握っています。

そこで今回は、毎日の暮らしをより快適に、そして片付けやすくするための住まいづくりの工夫についてお話しします。

●リビングやダイニングに生活感が出やすい理由

リビング・ダイニング・キッチンは、どうしても物が集まりがちで、生活感が出やすい場所です。これらの空間を美しく保つためには、「部屋や収納をどこに配置するか」がとても大切です。

例えば「子ども部屋は2階につくるもの」とお考えの方が多いかと思いますが、弊社の多くの施工経験から、この考え方は必ずしも必要ではないと思っています。

なぜかというと、子どもたちは小さいうちは自分の部屋をほとんど使いませんし、思春期になって部屋を使い始めても、通学前や夕食後はリビングやダイニングで過ごすのが日常です。そのため、よく使う物はどうしてもリビング周辺に置きっぱなしになりやすいからです。
特に、通学用のカバンや習い事の道具、よく着る服などは、どうしてもすぐ手に取れる場所に置いていませんか?

もちろん、時々は気合いを入れて掃除をし、子どもたちにも自分の部屋に荷物を持っていってもらうのでしょうが、いつの間にか、またその荷物たちがリビングに戻ってきている…。そして「これはもう仕方がないことなんだ」と、諦めてしまうことも多いようです。

とはいえ、これは子どもたちと一緒に過ごす時間が多い証拠でもあるので、悪いことばかりではありません。家族がリビングに集まりやすいというのは、家づくりにおいてとても大切なポイントだと私達は考えます。

このような経験やヒアリング結果から、弊社では子ども部屋は基本的に1階につくることをおすすめしております。これは、子ども部屋に限らず寝室にも当てはまります。1階に寝室や収納をまとめることで、家族みんなが日常的に使う物をすぐに手に取れる場所に置くことができ、家の中での移動も楽になります。

●平屋=家事が楽、だけではありません

そんな日々を過ごしていると、「ならば平屋が一番暮らしやすいのでは?」という結論に至るはずです。
実際に平屋で暮らされている方に話をお聞きすると、「家事や片付けがとても楽になり、家族の動線も自然とまとまって、コミュニケーションも増えたように感じています」という声が。

また、「平屋=家事が楽」だけではありません
もちろん「家事を楽にしたい」というお施主様からの要望は多いのですが、平屋の場合、以下の理由によって家事のしやすさだけでなく、生活全体が快適になることもお伝えしたいです。

まず、部屋や収納がリビング・ダイニング・キッチンと同じフロアにあるため、荷物や服を自分の部屋に片付けるのも2階建てのお家ほどは面倒ではありません。その結果、リビング周辺に物が溢れにくくなりますし、日中にロボット掃除機のタイマーをセットしておけば、外出中でも床掃除が完了します。

また、洗濯についても、2階のベランダに干す・2階の寝室や子ども部屋に収納することがないため、格段に楽になります。洗濯物を干す、取り込む、片付けるという一連の作業が、すべて同じフロアで完結できるのはとても便利です。

さらに、平屋の最大の課題ともいえる防犯やプライバシーについても、「中庭」のある間取りにすることで、物干しや取り込み、片付けまで、すべてを数歩で済ませることができます。中庭があることで外からの視線も気にならず、安心して洗濯物を干すことができるのも大きなメリットです。

このように、家事や片付けがしやすくなることで、ご家族の時間や心のゆとりも増え、毎日がより快適に過ごせるのではないでしょうか。そして、日常のちょっとした困りごとや気になることを一気に解決し、より豊かな暮らしを実現していただくため、弊社では平屋を中心とした家づくりをご提案しています。

コラム一覧へ戻る

Contact お問い合わせ

いつでもお気軽にお問い合わせください。