こだわり10箇条/③住友林業・イノスグループである理由
こんにちは、ハウジング山一です。
私達が家づくりにおいて大切にしている“こだわり”。
10個あるその“こだわり”をひとつずつ取り上げ
具体的にお話ししたいと思います。
第3回は「住友林業・イノスグループである理由」についてです。
▼第2回「設計士と直接話してつくる家」はこちら
前編
https://h-yama1.com/news/2608/
後編
https://h-yama1.com/news/2617/
●世界一性能が良い木造住宅を建てるために
ハウジング山一が「木造住宅専門でやっていこう!」と決めたとき
まず、日本一の木造住宅メーカーはどこかを調べました。
世界トップクラスの木造住宅性能を誇る日本で一番のメーカーなら
その実力は世界一だと考えたからです。
そして、調べた結果が「住友林業」でした。
住友林業の木造住宅は、各性能はもちろん、地震の多い日本に適した
耐震性の高い木造住宅を建てるためのマニュアルにも感銘を受けました。
そこで私達は「イノスグループ」に加入して住友林業とパートナーシップを結び、
莫大な年月と予算をかけて築き上げられたマニュアルに基づいて、
世界一性能が良い木造住宅づくりに注力することを決めました。
▼イノスグループの詳細はこちら
https://www.inos-ie.com
●住友林業「イノスの家」の強さ
イノスグループが建てる家を「イノスの家」と呼びますが
この「イノスの家」には、膨大なマニュアルがあります。
また、イノスグループの設計・製図システムである「XCAD」を使い
地域ごとの耐震・耐風・積雪などのデータに基づき「構造計算」を実施。
1棟ずつ専門家が建物の構造計算をしています。
そして、次に説明する5つのチェック項目すべてをクリアすることで
強い「イノスの家」であるという証明の「構造カルテ」が発行されます。
●5つのチェック項目もXCADで計算
地震に強い家を建てるには、単に構造体が強いだけではなく、
ぶれない、歪まない、バランスの良いねじれの少ない構造体が必要です。
通常よりも厳しい基準値を設けることで地震から家族を守る家をつくります。
01 壁量チェック
充分な量の耐力壁が入っているかどうかのチェックです。
建築基準法を大幅に上回る弊社独自の基準を採用しています。
地震や風圧への抵抗力のポイントとなるのが耐力壁の量なので
地域に合わせて積雪量や風圧による力までを考慮して判断します。
02 偏心率チェック
耐力壁の量が多くても、配置が偏っていては十分な効果が期待できません。
そのため、耐力壁がバランス良く配置されているかもチェックします。
建築基準法が定めるは偏心率0.3以下ですが、
「イノスの家」独自基準は偏心率0.2以下となっています。
03 梁せいチェック
住まいの自重や地震・台風・積雪などによって、梁には大きな力が加わるため、
必要な梁せいをもつ梁が配置されているかチェックします。
【梁せいとは】
梁の上端から下端までの寸法で高さのこと。梁は上部から力が加わるため、梁の高さである梁せいによって、曲げや剪断に耐えられるかが決まることから重要な要素とされる。
建築学会基準より厳しい数値をクリア。
梁せいが大きいほどたわみにくく折れにくいとされています。
04 柱の座屈、梁・土台のめり込みチェック
梁と同様に柱も強度を1本1本チェックして設計。
素材の特徴を生かし、土台には強度の高い材種「ヒノキ」を採用しています。
柱が太くなることで、さらにめり込みにくくなります。
05 柱の引抜きチェック
地震や台風などによる水平力を受けた場合にかかる「引き抜き力」を設計時に計算。
十分な強度の接合金物で堅結することで高耐震の家が実現します。
いかがでしたでしょうか?
地域密着型の私達が木造住宅業界トップクラスのノウハウや
チェック体制を活用して家を建てている理由は、ここにあるのです。