家事の負担を軽減する方法【掃除・片付け編】
こんにちは、ハウジング山一です。
家づくりで間取りを考えるとき、重視する方が多い「家事動線」。
共働きや子育て世帯にとって、家事の負担軽減は
家づくりで必ずクリアしたい重要な課題の一つだと思います。
●寝室や子ども部屋の位置のこと
例えば子ども部屋を2階にした場合、子どもたちの物は過ごす時間が長いリビングに散乱することが多いため、リビングが散らかりやすくなります。
そうなるとホコリが溜まりやすくなり、かつ掃除機をかけるにしても、まずは散らかった物の片付けから…と、ひと手間増え、掃除に余分な時間が取られてしまうことに。
また、子ども部屋に限らず、寝室も1階にあれば掃除や片付けの手間を大幅に減らすことができるのではないでしょうか?
帰宅後に着替えたり荷物を置いたりするために、わざわざ2階へ行くのは面倒ですよね。
どちらも、リビングダイニングからわずか数歩の水平移動だけで済む場所にあれば、服や物が置きっぱなしになることが激減し、生活感が出にくくなります。片付けや掃除にかかる時間も減るため、家事がグッと楽になりますよ。
しかし、1階にこれらの部屋を設けるとなると、家の面積が大きくなる分、コストが上がってしまうという別の問題を発生させてしまいます。
とはいえ、2階建ての家だから「子ども部屋や寝室は2階」と決めてしまうのではなく、柔軟な発想で選択肢を広げることを忘れないようにしましょう。
●ホコリが溜まりにくい工夫をする
最近は「お掃除ロボット」をお持ちの方も増えており、その便利さが注目されています。
昼間、ロボットが床掃除をしてくれることを前提とするならば、できるだけ「床の上にホコリが落ちる工夫」をしてみてはいかがでしょうか。
例えば「窓枠」の上に溜まったホコリは、床掃除をする前に床に落とすという作業をしないといけませんが、その「窓枠」をなくしてしまえば、溜まるはずだったホコリは全て床に落ちてくれます。
また、「カーテンレール」についても、カーテンが必要ない窓には付ける必要がありません。レールに溜まったホコリを床掃除前に落とす必要もなければ、カーテンを洗うこともなくなり、掃除どころか洗濯の手間をも省くことができます。
ほかにも、「ニッチ」と呼ばれる飾り棚はホコリが溜まりやすい場所なので、つくる際は掃除のことを考えた高さや場所を考慮すると良いでしょう。「キッチン」も水や油などがはねやすいため、できるだけ凹凸がないのが理想です。
そのためハウジング山一では、できるだけスッキリシンプルに、凹凸が少ない空間に仕上げることをご提案しています。
次回はもう1つの大変な家事である「洗濯」の負担軽減についてお話ししたいと思います。
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