私たちが「カーテンのいらない家」をおすすめする理由

こんにちは、ハウジング山一です。
私たちはこれまで、お施主様に「カーテンのいらない家」を数多く提案してきました。
なぜカーテンをなくそうとするのか、「カーテンのいらない家」のメリットは何かなど、今日はその理由をお話ししたいと思います。
●カーテンの役割とコスト

【カーテンの役割】
①光量を調整する
②窓から侵入する外気を防ぐ
③プライバシーを守る
④外にある見たくないものを隠す
⑤外から見られたくないものを隠す
大きく分けるとこの5つが役割だと思いますが、これらを満たすために家中の窓にカーテンを設置することを前提として間取りを考えてしまうと、開放感や明るさが犠牲になります。
さらに、③〜⑤を常に満たそうとすると、カーテンを開けたままにしておくことができなくなり、「ならば、窓ではなく換気扇を付けたほうが良いのでは…」と思えてきますよね。
また、カーテン本体の代金は基本建築費用に入っていないため、数が増えるほどコストへの跳ね返りが大きくなります、加えて、デザインや素材にこだわり始めると、ますますその金額が高くなりますので、注意したいところです。
●カーテンがいらない家にするには

カーテンがいらない家にするには、まず「周りから自分の家がどのように見えるのか」を考えながら間取りを考える必要があります。
▼参考:過去記事「間取りを考える際に大切な2つの視点」
https://h-yama1.com/news/3101/
南向きの土地だから、南向きにリビングと窓を!としてしまうと、外からの視線が気になり、カーテンが開けにくくなってしまうので、ハウジング山一ではこのようなレイアウトの間取りはあまりご提案していません。
どうすれば、リビングの窓からカーテンを取り除くことができるかを考えながら間取りをつくりあげていきます。
在宅時の大半の時間を過ごすリビングの窓にカーテンがなければ、光がたっぷりと入り、外や空が見えることで開放感が生まれ、最高の空間ができあがると思いませんか?
●カーテンレスな家のメリットは?

カーテンレスの生活が実現すれば、日中は照明を点ける必要がありません。晴れの日はもちろん、曇りや雨の日でも大丈夫です。カーテンの洗濯やカーテンレールの掃除もいらなくなりますよ!
さらに、採光と換気を確保する最小限の窓の数になるので、窓のコストが減ること+カーテン代が必要なくなることで、数十万円単位で家づくりのコストを下げることができます。
窓の数を最小限にできれば、その分壁が増えるので、耐震性・断熱性が高くなる点も見逃せないメリットです。
▼参考:過去記事「収納は多いに越したことはないって本当?」
開放的で明るい暮らしが手に入り、コストを下げることができる「カーテンがいらない家」。ぜひ一度検討してみてくださいね。