こんにちは、ハウジング山一です。
今回は前回に引き続き、M様邸の魅力をお伝えします!
【前編】はこちら
●M様邸のポイント紹介②

・水回りをまとめ、作業が楽になる動線を意識
オープンスタイルのキッチンに適度な高さの手元隠しをつけたことで、見せたくない部分は見えにくくしました。
アイランドキッチン(換気扇の向こう側が通路)なので、洗面脱衣室(上の写真の奥にある三連引戸)への家事動線も最短距離で便利です。キッチンで料理をしながら洗濯をするなど、水回りの家事が楽になるのもポイント!
三連引戸の洗面脱衣所の両サイドには、ファミリークローゼットと浴室を隣接させています。このファミリークローゼットは、お風呂上りや朝身支度の着替えが洗面脱衣室から一歩ですむのでとても便利です。日常の歯磨きなどにはこちらの洗面を使用します。
一方、玄関ホールの洗面化粧台は、帰宅時の手洗いやお出かけ前の身だしなみを整えるのが主な用途です。来客時に目に触れる場所でもあるので、物が少なく整然とした状態が保ちやすいプランにしました。
・ダイニングを間仕切れば個室に

キッチン横のダイニングは、間仕切りを追加すれば義父母の個室にできるようにしました。1階だけで生活を完結する平屋ライクな使い方をする場合に重宝する仕掛けです。
また、ウッドデッキ部分や窓からの光がたっぷり入るスペースなので、ダイニングテーブルを少し移動させるだけで、レストランの個室のような雰囲気に。子どもや孫たちが集まる時もゆったりと楽しみながら食事をすることができます。
・吹き抜け部分の木目天井と、安全で便利な柵

木のぬくもりに落ち着きを感じながら暮らせるよう、吹き抜け部分の天井には木目を採用しました。テイストを合わせて柵も木製にし、統一感を演出。
日当たりの良いこのスペース、実は布団を干すのにも便利に使えます。
バルコニーや2階の窓から干すわけではないので、外壁や屋根の汚れが布団に付着する心配や、雨や花粉・黄砂などの影響を受けることがないため、自分のタイミングで1年365日布団が干せるようになりました。
●ハウジング山一の感想
将来的に車椅子になっても不便なく暮らせるような家にしたいと思い、丁寧に間取りプランやバリアフリー計画を進めました。実際に介護が必要になってからも、介護する側・される側ともにストレスの少ない暮らしができたと感じています。
内装も壁面の白と木目を基調としたコーディネートにまとめ、動線計画も車椅子を考慮しできるだけ直線で移動ができるよう設計しました。すべてをシンプルかつ効率的なプランにまとめられたお家だと思います。